研究センターについて


はじめに  
研究ユニット   
ミッション   

はじめに

材料工学とエネルギー工学の融合により持続可能な社会の実現を目指す国際研究拠点

「持続型エネルギー・材料統合研究センター(Integrated Research Center for Sustainable Energy and Materials, IRCSEM)」は 2016年4月1日より本学の附属研究センターとして連携研究活動を行い、2021年4月1日から、生産技術研究所内の研究センターとして 継続して活動を行っています。本センターは、所内の7名の研究室主宰者がコアメンバーとして、次項に示す4つの研究ユニットで構成 されています。
 これまでに、本センターはエネルギー工学分野と材料工学分野との融合を促進するための国内初のプラットフォームであり、今後、 エネルギー・資源の高度利用、資源・材料の循環、低環境負荷材料・システム創製に関する先端的な研究開発を世界各国の研究機関と 連携して推進してきました。
 昨今、持続型社会の実現へ向け世界的に低炭素化への動きが進む中、本センターでは真の持続型エネルギー社会の構築へ向け、再生 可能エネルギーを中心軸に電動化と結合し、CO2ネット「ゼロ」エミッション、さらにはビヨンド・ゼロを実現する省エネ型エネルギー グリッドシステムを重要課題として考えています。上流のエネルギー供給から最終利用まで、エネルギー問題を俯瞰し、材料研究と エネルギー研究の連携のもとに全体を最適化する方法を検討していきます。

研究ユニット

資源・材料循環ユニット ~資源・物質・材料循環のデザインとプロセス制御~


エネルギー・資源有効活用ユニット ~低エネルギー消費社会のための基盤工学~


物質・材料高度化ユニット ~資源・物質の最大活用のための材料工学~


新分野開拓ユニット ~産業界との強い連携の模索~



ミッション

社会的背景
低エネルギー消費、素材の高度循環型社会に向けた取り組みに加え、資源消費抑制と環境負荷の低減にも同時に取り組み、全世界規模で実現していくことが必須の課題

ビジョン
本センターは、"エネルギー問題"を新たに重点スコープに加え、これまでに形成した国際ネットワークを活用して、世界をリードする国際研究拠点として活動を行う。