特別シンポジウム
「世界の銅製錬の動向と循環型社会構築に向けた役割」

2015年11月10日に生産技術研究所コンベンションホールにて、特別シンポジウム「世界の銅製錬の動向と循環型社会構築に向けた役割」を開催した。生産技術研究所の藤井輝夫所長の挨拶で幕を開けた本シンポジウムでは、経済産業省鉱物資源課の萩原崇弘講師をはじめとして産学官から9名の講師を招き、銅の製錬や資源をめぐる最新の世界情勢や、銅製錬の最新技術、さらに銅製錬を活用したリサイクルや資源循環に関する講演が行われた。200名を超える非鉄金属・リサイクル業界関係者が参集し、銅をベースとした非鉄金属製錬の課題や資源循環の未来像について活発な議論が行われた。また、シンポジウム翌日の11月11日には、若手研究者および学生を対象とした非鉄金属製錬の関連施設(日鉱記念館とJX日鉱日石金属HMC工場(現 JX金属日立事業所HMC製造部))の見学会が開催された。参加者にとって、国内銅製錬企業の有する高い技術を学ぶ貴重な機会であった。




Prof. Teruo Fujii (Director of IIS)


Mr. Takahiro Hagiwara (METI)


Prof. Masafumi Maeda (IIS, UTokyo)


Lecture at the Convention hall in IIS


Social gathering at Capo PELLICANO in IIS


Plant tour (Nippon Mining Museum)


Plant tour (Nippon Mining Museum)